内抜きの5つのアドバイス
完璧な打ち抜き。KUKKOがコツをお教えします!
窪みにはまっているために外側から自由にアクセスできないボールベアリングやブッシュ等を打ち抜きするために内抜きプーラーを使います。ベアリングを内抜きプーラーで引き出すには、カウンターサポート(シリーズ22)またはスライドハンマー(シリーズ22‐0)が常に必要です。
ハウジングの中やシャフトの上にあるボールベアリングを破壊を伴わずに引き抜くためには、ボールベアリング専用の特殊プーラーが必要です。シリーズ70(PULLPO)は、引き抜きフックでボールベアリングのレースウェイに正確かつやさしく係合します。
こちらがプロのアドバイスです!
1. 打ち抜きプーラーの正しい設置
内抜きではプーラーが常に引き抜くべき部品の下を掴まなければなりません。カウンターサポートを使用するときは、カウンターサポートのアームが引き抜くべき部品の上に来ないように注意してください。
2. エクステンションの使用
シリーズ21 の打ち抜きプーラーは、エクステンションによって深さを増すことができ、それによってブッシュの深部にある部品も破壊を伴わずに取り外せます。
3. ネジ付きアダプターの使用
スライドハンマーやカウンターサポートと組み合わせることでシリーズ22-1-AS のねじ付きアダプターが使用できます。ねじ込みピンが引き抜くべき部品にねじ込まれる場合は、アダプターが内抜きプーラーの機能を果たします。
4. スライドハンマー対カウンターサポート
ベアリングの内リングが内抜きプーラーでしっかりと掴まれると、優れたクランプ効果によって素早く引き抜けます。これにはスライドハンマーかカウンターサポートを使用できます。スライドハンマーの利点が狭い場所でサポートなしに引き抜き可能であることなのに対して、カウンターサポートはより正確により大きな力で作動します。
5. セグメント内抜きプーラーの使用
フラットベアリングやベアリング外輪ないしブッシュの打ち抜きにはシリーズ21-Eのセグメント内抜きプーラーがお勧めです。極細のグリップエッジにより、部品の下にスペースがなくても取り外しが可能です。
打ち抜きプーラーとスライドハンマーの組み合わせで – 純粋に筋肉の力だけで打ち抜きを行う。